- てんなんしょう
- てんなんしょう【天南星】サトイモ科テンナンショウ属の多年草の総称。 山地の林下に生える。 葉は根生し, 肉質の葉鞘が互いに巻き合って仮茎をつくる。 初夏, 花茎の先に緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序を立てる。 球茎は有毒だが薬用ともする。 世界的には一五〇種余のものが知られ, 日本にもウラシマソウ・アオマムシグサ・ミミガタテンナンショウ・ユキモチソウなど約三〇種がある。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.
Japanese explanatory dictionaries. 2013.